本寮では、「住まい」を超えた価値を提供します。

住まいの基本機能「安心、安全、快適に暮らす」を備えつつ、それらをさらに超えた価値を寮生とともに実現していきます。古き良き時代においては、これらの機能は自然に備わっていました。昔の良き部分を取り戻しながら、変化が激しく、先が読みづらい今の時代だからこそ、「イキイキ」と自分らしく生きる力が自然と身につく場所にします。
①温かいつながり
「心にしまい込んでいる悩みを相談したり、青臭い夢を語り合える仲間はいますか?」
寮やシェアハウスなど共同生活を12年間し(運営会社代表)、確信をもって言えることは「どの仲間より深い絆が生まれる」ということです。同じ釜の飯を食った仲間は、将来いろんな形で恩恵をもたらし、人生を豊かにします。
また、ここには地元のじっちゃん、ばっちゃんから子どもまで多世代からたくさんの気づきを得る環境があります。例えば、勇気が出ず行動に移せないことでも、酸いも甘いも経験した農家じっちゃんに相談すると、ちっちゃいことだったと気づくかもしれません。これらも大学では得ることができないかけがえのないつながりだと思います。

②経験と学び
「社会で出て、役に立ったのは寮祭の企画や学外活動を通して得た経験だった」
座学も大切ですが限界があります。本寮では、地域メンター制度を設けています。普段出会えないような心からイキイキと働く地元の社会人(以下オモシロ社会人といいます)との接点が定期的にあります。既に3回オモシロ社会人と学生との限定座談会を開催していますが、双方にとって新鮮な発見や気づきが得られています。
その他、ベンチャー企業や先進的な取り組みを実践している農業法人へのインターン紹介なども行います。
社会の第一線で活躍する人たちは座学ではなく「機会」から学んでいます。

③いま、ここを楽しむ
「幼少時代や大学時代の原体験が、今の自分の志や価値観につながっている」
未来は、少し先の「いま」なので、「いま、ここ」を楽しめない人は、未来も楽しめないと思います。未来をイキイキと生きるために本寮では「いま、ここ」でしかできないことを大切にしていきます。
例えば、地域のお米農家さんの収穫手伝い、祭りへの参加、子どもと精一杯遊ぶこと、大変だけど大切な毎週の掃除などです。
もちろん、「寮」という実験場を使い、様々なことに挑戦して欲しいです。学生のうちに、できる失敗はたくさんしたほうがいいと思うからです。
